梅若会定式能

2023年 7月16日(日)午後1時 開演 (開場 正午)
於.梅若能楽学院会館

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じねんこじ
能『自然居士』
— 自然居士という喝食僧が様々な遊芸を演じて少女の危機を救う曲 —

シテ (自然居士) 松山 隆之
子方 (少女) 松山 絖美
ワキ (人買い) 大日方 寛
ワキヅレ (人買い) 野口 能弘
間 (雲居寺門前の者) 高澤 祐介

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『自然居士』~じねんこじ~京都、東山雲居寺で七日間の自然居士(青年僧)の説法が行われる。そこへ一人の少女が両親の追善供養を頼むために、小袖を居士に供える。すると突然、東国の人買い達が現れ少女を連れ去る。これを見た居士は少女が小袖の為に身を売ったのだと気付き、説法を止め小袖を手に後を追う。琵琶湖の大津の浜で少女を船に乗せた人買いに追いついた居士は小袖を投げ返し、船に押し乗る。命を惜しまず、少女を帰さなければ船を下りないと言う居士に入買い達は居士をなぶってやろうと考え、居士は言われるままに様々な芸をする。ついに少女を取り戻した居士は共に都へ帰って行く。
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