梅若会定式能

平成三十年十二月十六日(日) 午後一時 開演
於.梅若能楽学院会館

能   『菊慈童』
一帝に寿ぎ(菊の水)を捧げ奉る祝言の曲一
能 「菊慈童」  シテ(慈童)   松山 隆雄
 ワキ(勅使)   則久 英志
慈童が「私はかつて周の時代に穆王に仕えていた少年で誤って帝の枕をまたぎ深山に流されました。
今は魏の時代になり、あれから七百年が経過しました。
しかし現在も美しい少年のままです。」と語り、更に「それは私の流罪を哀れに思われた帝が、
枕に法華経の二句『具一切功徳慈眼視衆生。福寿海無量是故應頂禮』を書いて与えて下さった
からなのです。」と言うのです。
** 見所 「楽」(がく):リズミカルで爽やかな官能美たっぷりの舞
・中国の物語に使われる舞
・足拍子の数が多く、テンポが次第に高まっていく舞
他に 能 「三輪」素囃子  シテ 角当 行雄    ワキ 野口 能弘
   仕舞 「定家」      梅若 長左衛門
「碇潜」      小田切 康陽
   狂言 「福の神」     三宅 右矩

 

「梅若会定式能」鑑賞券申込み書.pdf